「仕事を楽しむ」、この言葉は昔からありますが、どこか理想的な言葉に聞こえ、現実味のない感覚を抱く人は少なからずいると思います。
でも、この領域に入っている人の周りの環境は、決して悪い状況ではないと思います。お客との関係性が上手くいっている、社内での関係性が上手くいっている状態ではないでしょうか。
仕事が楽しめる状況にあるということは、利益が出ている状況であり、仕掛けたことが上手くいっている状況、もしくはヤリガイのあるチャレンジをしている時ではないでしょうか。
この逆の状況になっているのが「仕事を楽しめない」という状態であり、思うようにいかない状態はストレスになり、楽しむどころか苦痛となってしまいます。
楽しいという感情からはヤル気とアイデアが湧いてきます。楽しめていない時は夢のないツマラナイ発言が多くなります。
常にコストを優先した発言となり、可能性の芽を摘むような言動が出てきます。例えば、提供した仕事に対してお客が満足をしていなかった時、お客は不満足な部分を言ってきます。
それに対して仕事が楽しめていない人は、「それを満足させるには、その分のお金が掛かります」と言います。
仕事が楽しめている人は、常にお客を満足させています。
仕事のクオリティは前者が確実に落ちていき、後者は常に上がっていきます。楽しいから全力で仕事に向き合えるのです。
いかに仕事を楽しめる領域に持っていくか。この努力が必要です。