「センスを問われる」、この言葉は時折、耳にします。感性、直観力など、感覚の鋭さを問う時に使われます。 ただ、基準はありません。あくまで評価する側の感覚でもあります。
一方で、「センスを磨く」という言葉もあります。これはセンスのある人が更に、そのレベルを上げる時に使う言葉です。
当然ながら、経営にもセンスがあります。センスの良い経営者の特徴は、物事の本質を的確に瞬時に見抜き、無駄のない思考と行動をする人だと自分は思います。
当然ながら、その人は「スマートな人」に見える人だと思います。
「スマートな人」をAI辞書で引くと、状況に応じて機転が利き、洗練された立ち振る舞いや言動ができる人を指し、外見的な要素だけでなく、内面的な要素も含まれるとありました。
では、経営者がセンスを磨くには、どうしたら良いでしょうか。
物事を深く考える努力をすることだと思います。一般的に「考えが浅い」と言わる人にセンスを感じることは無いと思います。考えが浅いゆえに機転が利かず、効率の悪い立ち振る舞い、発言をしてしまいますから、洗練された立ち振る舞いにはなりません。
物事を深く考えるには、思考の柔軟性がないと、深いところまで考えが及びません。これは意識して深める努力をする以外に方法は無いと思います。
思考も日々の鍛錬と言うことです。