ランチェスター経営ジム

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岡 漱一郎の
戦略コラム
2018. 11

組織論に答え無し

孫子の兵法に「兵の形は水に象る」という教えがあります。優れた兵は環境と条件、敵の出方によって水の如く陣形を変化させるというものです。

経営活動においても、全く同じことが言えるのではないでしょうか。経済環境、時流の変化、ライバル他社との関係性から組織を柔軟に対応させて行くことになります。しかし、現実は外部環境を無視した組織論が語られ、実行されていることが多いのではないでしょうか。ランチェスター戦略では、顧客視点が大事だとさんざん聞いているはずなのに、いざ自分の会社となると、自分目線で組織を作っているのではないでしょうか。結果、硬直した組織を作ってしまうことになり、外部環境の変化に柔軟に対応出来なくなってしまいます。

孫子の兵法にはよく水が出て来ます。水は最も弱い存在であるにも関わらず、環境変化に柔軟であり、ひとたび積水の如く力を蓄えれば、その勢いには何人たりとも逆らうことが出来ない存在にもなります。

組織論には、様々な論理があります。トップダウン、ボトムアップ、フラット、PDCA、OODAなどなど、これらは時流によって過去、何度も試行錯誤を繰り返してきました。

結論から言えば、組織論に絶対の答えなど無いのです。

岡 漱一郎

岡 漱一郎株式会社ハードリング

1962年生。岐阜県大垣市出身、愛知県名古屋市在住。
ランチェスター経営戦略と孫子の兵法を駆使する経営コンサルタント。全国20カ所で毎月勉強会を開催し、指導を受ける経営者は400人を超える。その活動がNHK「クローズアップ現代」で取り上げられ、また建築業界誌「建築知識ビルダーズ」にて「経営戦略ジム」の連載を受け持つ。
また、豊臣秀吉の最初の軍師 竹中半兵衛の家臣(竹中十六騎)、その末裔にあたる。

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