「デフレマーケットからインフレマーケットに」、このフレーズを最近のセミナーや研修では頻繁に使っています。30年近く続いたデフレがインフレに変わろうとしています。
デフレとインフレとでは、経営のやり方が真逆になることが多いのです。でもそれは、経済学の知識があれば容易に理解できることなのです。
しかし、その知識が無いと今、世の中で起こっていることが全く理解できないと思います。デフレ型のマーケティング手法を今まで通り、やり続けるということは、インフレ型のマーケット下では業績悪化を招いてしまうのです。
ところが現在、世の中に蔓延っている経営ノウハウや手法は、完全にデフレ型で出来ています。デフレ型とは薄利多売のビジネスモデルです。
物価高、インフレ経済が本格化、長期化する今、全ての業種で上がり続けるコストに対して、従来の価格を維持できなくなっています。安売りが「ウリ」の企業は、存在することすら出来なくなっているのです。
では、インフレ型のマーケティングとは何か?
その答えは全て、経済学にあるのです。