最近、地政学を勉強しています。地政学とは、国の特性や政策を地理的な要素から研究する学問のことで、 1916年にスウェーデンの政治学者、ルドルフ・チェーレンによって提唱され、現代においても地政学は、国際政治やグローバル経済における国家の行動を説明するものとして重視されています。
まだまだ初歩的段階ですが、ある理論との相関性を強く感じています。その理論とは、ランチェスター戦略の地域戦略論です。
国家の単位を身近な地域企業に置き換えて考えてみたのですが、再現性をこちらも強く感じました。
ようするに、国家も企業もシェア争いをしていることには、変わりは無いのです。地政学で、最も影響力が大きいのが地理的要因、即ち地形です。
ランチェスター戦略で、最も業績に影響を与えるのが地域戦略。その地域戦略の中でも、地形の影響力が最も大きいことは、皆さん周知の事実です。
地政学を地域戦略に置き換えることで、更なる理論の展開が見えてくるのではと思います。
また、地政学は地理学と政治学を絡めることで、領地というシェアを拡大していく戦略論へと繋がって行きます。事業発展を求める企業の戦略論に通ずるものがあります。
自分の中で、五つ目の古典が見つかる可能性が出てきました。