今が不景気に見える人と、好景気に見える人に分かれていると思います。そんな中、会社の数が減っています。これも、不景気の倒産多発と見るか、好景気の淘汰と見るかに分かれます。
好景気の淘汰とは、時流が短期間で大きく変わったことで、その変化に付いていけない経営者が倒産、もしくは廃業を選択することです。現時点で業績が思わしくない状態だと、淘汰される側に立っているということになります。
実は企業業績とは、平均的経済指数が「好景気、不景気」と発表されますが、それはただの変化であって、本来業績との相関関係は無いと自分は思っています。
なぜなら、経営とは時流の変化に応じて形を変えて利益を出していく「生き物」だからです。このような時、昔から引用される言葉があります。
「最も強いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る」:ダーウィン
好景気とは市場が上に変化した名称であり、不景気は市場が下に変化した名称でしかないと思います。常に、どちらの変化にも付いていけない者が、市場から消えて行くのが経営活動だと思います。