業績の良い会社の社長には共通点があります。反対に業績の悪い会社の社長にも共通点があります。まず、業績の悪い会社の社長の共通点ですがズバリ、社長の生命力が弱いということです。
生命力とは全てのエネルギーの根源ですから、これが弱ければ知恵も体力も湧きません。生命力が弱ければ人を引き付ける魅力もありませんし、お客も社員も惹きつけることは出来ません。
次に業績の良い会社の社長は生命力に溢れています。当然、知恵も体力もあり、良くも悪くもですが、人を魅了します。
生命力は持って生まれた資質によるところが大きいとは思いますが、かの松下幸之助公は生まれ持っての病弱な身体にも関わらず、大偉業を成し遂げています。
実は共通点とは最大公約数のようなもので、生命力の有る無しは、経営活動において絶対ではないということです。
負の条件は考え方次第では、新たな発想を生み出します。松下幸之助公は自分が病弱だったため、人に仕事を任さなければなりませんでした。特に作業は病弱な身体にはこたえます。
その結果、戦術作業は社員に任せて、戦略的仕事(考える仕事)に専念出来たのではないでしょうか。
社長の生命力も使い方を間違えては、宝の持ち腐れとなってしまいます。