今まさに、この状況だと思います。「景気が悪い、良くないのに何故、株が上がるのか?」と世間は疑問に思っています。
これは、ものの道理で考えれば、難しいことではありません。それは、株式市場をはじめ、相場の世界は予測で動くからです。「カネ余り現象だから上がっている」と考えるのは2年ほど前の考え方です。
今は明らかに、日本が買われているのです。デフレから脱却した日本に海外投資資金が期待をしているのです。
ただ、このようなコメントは、マスコミは取り上げません。常に大衆の不安心理を煽り、全てにネガティブな発信をし続けます。自信を無くしてしまう方向の報道が続いています。
しかし、株価が下がる要因が見当たらないのです。ただ、何ごとも行き過ぎと言うものはあります。過剰に反応しすぎて、実態とかけ離れた株価になることもあるからです。
そんな時は「調整の下げ」は必ず起こります。しかしそれは、今回の相場の終わりではありません。あくまで長期的視点から見た調整であって、暴落ではないのです。
だが世の中、何が起こるか分かりません。突発的な事故もあるかも知れません。
その時は、その時と考え、大事なのは、この状況をどう読み解くかが社長の仕事ではないでしょうか。