先日ある人から「僕も岡さんも稀有(けう)な存在ですから。」と言われました。
稀有を辞書で引くと、「めったにないこと。非常に珍しいこと」を意味する言葉です。
その方は、常にその方にしか出来ない仕事をしています。
そしてその仕事を誰にでも出来る仕組みを考え、自分は次のステージに登って行きます。
仕組みを作る才能も素晴らしいのですが、次なるステージに行く決断とスピードが速い。
そして何より、次はどのステージに行くかという嗅覚が稀有なのです。
時代の潮流を読み、常に業界の先駆け的ポジションを取りに行きます。
その方が私に対して、何の部分で稀有な存在と言われたかは分かりませんが、人生においても経営においても、自分自身が周りから見て稀有な存在にならないことには、大きなことは成し遂げられないと思います。
単なる変わり者を稀有とは言いません。
人から必要とされる、なくてはならない存在こそが、生きる価値、経営をする価値ではないでしょうか。
稀有な存在であり続けたいと思います。