緊急事態宣言も解除され、少しずつですが日常を取り戻しつつあるように思えます。但し、以前の日常ではなくウィズコロナという環境での日常となりました。まだまだ行動や接触条件に自主制限が掛かった状態での経済活動が長く続きそうです。この環境下で私たちはどんな選択と集中をして行くかを問われています。
そこに指針を示してくれるのがランチェスター戦略です。
どんな環境下になろうとも、不変の法則と原理原則で考えれば自ずと道は見えてくると思います。ここに学びの差が生まれます。学びが浅く冷静さを無くした人は、ランチェスター戦略をすっかり忘れてしまったような行動と選択をします。
逆に学びが深く、冷静な人は、ランチェスター戦略を軸にコロナショック下での選択と集中に意識を向けています。ランチェスター戦略は「質×量」を基軸に考え出された経営学です。
今こそ、質と量の関係を考える時です。今の時流において質とは何か、量とは何かです。量に関して言えば明らかに従来の戦略では、量的不足を強いられてしまいます。
それは売り手側の量の投入量と買い手側の需要の量とのギャップが生まれているからです。需要と供給のバランスがより不均衡になった状態です。
ニーズに合わせた質の変化が必要なようです。