
BtoBビジネスは常に交渉の連続運動のようなものです。その交渉の結果が、業績という結果に現れます。なので交渉下手では、話になりません。
基本的に交渉下手は相手の利益を考えていません。逆に交渉上手は、相手の利益を優先した結果、自分の利益が生まれる交渉をしています。
この場合、相手の利益とは、その相手のお客にとってメリットになることです。そのメリットを相手が活用することで、利益が生まれるとイメージできれば、交渉成立です。
この考えで、全ての仕事を行えば、ビジネスチャンスが途絶えることはありません。
交渉下手は、相手と直接的な交渉をしてしまうので、自らのビジネスチャンスの芽を摘むような仕事をしています。赤字会社の大半は、このパターンなのです。
業績がジリ貧だとしたら、先ずは相手のお客のメリットは何かを考えるところから、スタートしていく間接的思考を身に付けるトレーニングが必要だと思います。
「あなたのお客様は〇〇を求めていますよね、我が社は、その○○を提供出来ます」
これが間接的思考です。