世の中に不満を持つ人は多いと思います。理不尽に怒りを覚える人も多いと思います。業績が悪い社長ほど、この二つを口にします。業績の良い社長ほど、この二つを口にする人はいません。
業績の悪化を世の中のせいにする社長は沢山います。確かに影響は受けることはありますが、だからと言って同業者が全員、赤字になるかというと、そうはなっていません。
必ず2〜1割の黒字企業が存在します。その違いを簡単に言えば、社長の思考の柔軟性の違いだと思います。「柔軟性」という言葉は、様々な場面で使われますが、では、どうやってこの柔軟性を身に着けるのか。
その一つに「好奇心」があるのではないかと思います。業績の悪い社長ほど、好奇心は低い人が多かったように思います。
当たり前ですが、好奇心が低ければ、物事への関心も低く、学ぶ意欲が当然低くなります。社長は継続的勉強を怠って、永続的に業績を伸ばし続ける人など存在しないのです。世の中の変化に対して、知恵を絞って順応しなければ存続できないからです。
2025年は世界中が激しく変化をしています。その波に飲み込まれるか、乗りこなすかは、社長の柔軟性と実力次第です。