ランチェスター経営ジム

岡 漱一郎の
戦略コラム
2026. 11

65歳からのライフワーク

先日、高校時代の旧友二人と久しぶりに酒を呑みました。三人とも、間もなく65歳になります。

二人は大手上場企業に就職し、定年延長も含め47年間勤め上げ、退職を迎えました。一つの会社で47年間働き続けたことには、自分にはない重みを感じます。

一方、自分は29年前に独立しました。お陰様で、今でも全国から仕事の依頼をいただいています。

自分には定年という概念がありません。しかし、仕事を続けること自体が目的ではありません。ましてや、仕事欲しさに自分を売り込んでまで働こうとも思いません。

大事なのは、年齢に関係なく必要とされる存在であり続けることです。そのためには、自分にしか提供できない価値が必要になります。

ランチェスター戦略も経済学もMQ会計も、知識を説明するだけならAIでも出来る時代です。

しかし、それらを自分の経験と組み合わせ、経営者自身も気づいていない問題を見抜き、業績につながる判断を導く。

そこに自分の仕事の価値があると思っています。

歳を重ねれば経験は増えます。しかし、経験が増えただけでは価値は高まりません。経験を知恵に変え、結果につなげてこそ価値になります。

何歳まで仕事が出来るかではありません。何歳まで必要とされる自分でいられるか。

その勝負を、これからも続けていきたいと思います。

自分にとってのライフワークとは、仕事を追いかけることではなく、必要とされるだけの価値を持ち続けることなのだと思います。

岡 漱一郎

岡 漱一郎( 株式会社ハードリング )

1962年生。岐阜県大垣市出身、愛知県名古屋市在住。
ランチェスター経営戦略と孫子の兵法を駆使する経営コンサルタント。全国20カ所で毎月勉強会を開催し、指導を受ける経営者は400人を超える。その活動がNHK「クローズアップ現代」で取り上げられ、また建築業界誌「建築知識ビルダーズ」にて「経営戦略ジム」の連載を受け持つ。
また、豊臣秀吉の最初の軍師 竹中半兵衛の家臣(竹中十六騎)、その末裔にあたる。

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